みなさんの声/みまもり体験談
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●Vol.8 さりげなく「いい関係」
神戸市の木村ひろ子さんのお宅では、2台のiポットで同市にそれぞれ一人で暮らすお母様と、おばあ様を見守っておられます。
遊びに来ていたお母様のみどりさんと、ご一緒のところをお伺いしました。
2003年2月
元気な母にいつもひやひや

高校生の息子さんも携帯で。
「息子のそんな一面に嬉しくなりました」と話すひろ子さん。
「とにかくじっとしていない母なんです」とひろ子さん。
車を運転してどこへでも出かける活動的なお母様のみどりさんは、この日のように、しょっちゅうひろ子さん宅にも遊びにいらっしゃいます。

「でも、実は足が悪いんですね。以前にも、自宅で転んで脱臼し、一人で起き上がれないという大変なことがありました。だから、母の一人暮らしは本当に心配なんです」

ひろ子さんは、一緒に暮らすことをご家族全員で説得されたそうです。けれど、みどりさんはご主人と暮らした海の見える我が家から離れるつもりは全くありません。
 
傷心の母にiポットを
ところが、そんなみどりさんから、昨年の夏、すいぶん落ち込んだ声で電話がかかってきました。

iポットでお互いの連絡がスムーズに。
「肩が凝らなくていいですね」とみどりさん。
 
みどりさんのご近所で一人暮らしをしていた方が孤独死されたのでした。自分の将来と重ねあわせて、みどりさんはとても不安になりました。

みどりさんの元気のない声を聞き、「これは何とかしなければ..」と思ったひろ子さん。頭の隅にあったiポットのことを思い出し、お互いの安心のため、さっそくお母様に贈りました。

さりげなく「いい関係」
ところが、当のみどりさん。「私、正直申しますと、もともとあまりポットを使いませんの。それに外出することも多いものですから、使い方がどうしても不規則になりがちです。だから、よく娘や息子に叱られちゃうんですよ」と、行動派らしい発言。
「ほら、使ったわよ」と、言いながらボタンを押しているそうです。
「お母さん、横浜のお兄ちゃんから電話がかかってきたって、喜んでたじゃない」と、ひろ子さんも笑顔で反撃。それまでは用事のとき以外、あまり声を聞くことが無かった息子さんからも「ちゃんとお茶飲めよ」と電話がかかってくるようになりました。

距離がぐーんと近くなって...

「イヤだお母さん、監視じゃなくて『み・ま・も・り』よ」
「かっこ良く言えばそうね」
テンポのよい会話がはずみます。
ところで、実は、ひろ子さんはiポットを2台契約されています。もう1台は、同じく一人暮らしをするおばあ様のところで活躍中。

ひろ子さんとともにおばあ様を見守るのは、みどりさんの妹であるひろ子さんの叔母さん。
こちらも、おばあ様と東京に住む叔母さんとの交流が活発になったそうです。

「遠く離れているだけに叔母さんは、いつもおばあちゃんのことを気にかけていました。でも、今ではその距離もぐーんと近くなったと、二人ともとても喜んでいます。留守をするときにも事前に電話があったりと、身近な感じがするのですね」とひろ子さん。

みどりさんが後をつづけます。
「おばあちゃんはあなたにも感謝しているのよ。私にはいつもそう言うもの。」

「でも、おばあちゃん、この頃"みまもり"のこと忘れちゃってるのかしら。
この前『どう?』って電話したら、『あれっていいわね。いつも熱いお湯が出て』って言ってたわ。」と、ひろ子さん。
みどりさんと目をあわせて、姉妹のような笑顔で「あらイヤだ」
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